OWL PERCH OBSERVEについてのお知らせ
室内放鳥時の止まり木として開発したパーチで、飛行から勢い良く飛んできてもぐらついたり、倒れたりしないよう安全に配慮して惜しみなく金属(ステンレス=SUS304)を使用した設計にしたのですが、昨今の金属相場の高騰により、現在の価格ではとても製作することができない状況になってしまいました。
つきましては、誠に残念ではございますが生産終了とさせていただき、販売につきましては在庫限りとさせていただくことと致しました。どうぞご了承ください。
OWL PERCHの特徴
OWL PERCH(アウルパーチ)は、フクロウが室内放鳥時の寛ぐ場所と落し物(糞尿)への対策を一緒にした当店オリジナルのフクロウ用パーチです。
フクロウが乗る「止まり木」には温かみのある木材(国産ヒノキの無垢材)を採用し、それ以外は全て錆に強いステンレス(SUS304)を採用し、完全オリジナル設計で作り上げました。
ステンレス材を惜しみなく使用する事でフクロウが飛来してもパーチが転倒しない十分な重量を確保し、強度の確保が必要な場所は溶接で接着しているのでとてもしっかり構造に仕上がっています。
さらにステンレス部品の表面はヘアライン仕上(トレーを除く)にして、外観の美しさを演出しています。
パーチの下に設置するトレーは市販のペットシーツのサイズに合わせて設計してあるので、簡単にジャストサイズの敷き紙を調達する事が可能です。
さらに、トレーは器状ですから糞尿が乾燥し粉末化したものや、脂粉などが室内に飛散することを抑制する効果もあります。
アウルパーチの製作は金属加工、木材加工いずれもプロに行っていただき、DIYで作りだすことのとても困難なほどのクオリティーに仕上げています。
上記以外にも沢山のこだわりを詰め込んでいますので詳細は下記をご覧ください。
また、アウルパーチは放鳥しているフクロウの遊具として開発していますが、係留飼育にも対応できるようにしてあります。
本体オールステンレス
ベース部分、アーチ部分、敷紙用のトレー、組立てに必要なネジ類、全てに錆に非常に強いステンレス(SUS304)を採用しています。
汚れたら水洗いができますのでいつでも清潔な環境を作ってあげる事ができます。
また、外観を美しくするために水洗いをしないアーチ、ベースは表面をヘアライン仕上にしています。
アウルパーチは、ほぼ全てのパーツを金属に、そして材料を惜しみなく使うことで、パーチ転倒に耐えうる重量を確保しています。
独特なアーチ形状
「パーチの上にいるフクロウがする落し物(糞尿等)は下のトレーの中に入る」という
のがアウルパーチのコンセプトです。
しかし、パーチの幅がトレーと同じだと、フクロウがパーチの端に止まり、お顔が少し内側を向いている状態で落し物をすると、おしりはトレーの外側に向くため、落し物はトレーの外に落ちてしまいます。
これを防止する為、アウルパーチは、両端Sサイズは5cm、Lサイズは8cmずつ、止まり木を内側に短くしてあり、これにジャストフィットさせるためにこの特徴的な形状になっているのです。
止まり木 (※カラーが選択できるようになりました)
当初は止まり木もステンレスで構想していましたが、フクロウが直接触れる場所に金属はちょっと冷たい感じなので、温かみのある木材を採用しています。
国産ヒノキの無垢材を使用し、下側はアーチとしっかりと固定するために、そして上側は衝撃吸収や滑り止めを目的として添付するカーペットに爪が引っ掛かりにくくなるようにそれぞれ彫り込みを施しています。
カーペットは両面テープで固定するようになっているので、汚れたら交換できますし、止まり木についても今後は交換用を準備する予定ですので定期的に交換する事ができるのでとても衛生的です。
ステンレストレー
ステンレストレーの最大のこだわりはそのサイズです。
敷き紙として比較的安価で容易に入手できるペットシーツの規格サイズに合わせました。
(メーカーにより多少の違いはありますが、概ねは同じサイズです)
Sサイズはレギュラー、Lサイズはダブルワイドに対応しています。
但し、ペットシーツには吸水ポリマーと言う、水を吸って膨らむ物質が封入されており、敷き紙にいたずらして、これを飲み込んでしまう可能性がある個体の場合は、ペットシーツ以外を使用するか、何らかいたずらできないよう工夫する必要があります。
また、トレーの四隅はしっかりと溶接されていますので丈夫でしすし、錆びに強いステンレスですから水洗いもできてとても衛生的です。
ベース・トレー擦れ防止クッション
トレーは清掃等のお手入れをしやすくする為に固定はせずにベースの上に乗せています。
ベース、トレーはともにステンレス(金属)ですから、擦れると嫌な音を発しますし、双方に小傷が付いてしまいます。
これらを防止するため、硬質フェルト(付属品)を擦れ防止のクッションとしてベースの上面の4隅に貼付するようになっています。
また、トレーの裏面にはトレーのずれを防止するための付属のスポンジを貼るようになっています。
床面傷付け防止ゴム
アウルパーチを設置する際、床(または台の上等)と接するのはベースです。
ベースはステンレスですから、そのまま設置すると床面を傷つけてしまいます。
そのためベース裏側にオレフィン系エラストマーゴム(付属品)を貼付するようになっています。
このゴムは、「床面の傷付け防止」他にフクロウが飛んできた際にパーチ自体が動かないようする「滑り止め」や「防音・防振性」にも優れており、さらに重要な要素として、床に置いた際「色移りしないゴム」という事にも配慮して選定しています。
リーシュ抜きホール(係留仕様に変更時)
アウルパーチには止まり木の上に貼付するカーペットは付属していますが、標準の物は左画像のような穴は開いていませんが、アーチ、止まり木は係留仕様にも対応できるよう中心に穴が開いています。
カーペットはポンチやカッターなどで穴開け加工ができますので、係留仕様として使用されたい方は、各自で仕様変更してください。
※係留はしっかりとした知識がないとフクロウに怪我をさせてしまったり、羽を傷めてしまったりしますのでくれぐれもご注意ください。
アイナット(係留仕様に変更時)
リーシュ抜きホールから抜いたリーシュを縛っておくためのリングです。
アイナット、アイナット用のネジは付属していませんが、アイナットを取り付ける為の穴はアーチに開いてます。今後当店でもオプション品として扱う予定ですが、近所のホームセンター等でも取扱いがあるケースが多いですので必要に応じ各自で調達、取付を行ってください。
※アイボルトでも付けられますが、アイボルトですと上側に出っ張りができてしまい、リーシュが引っ掛かったりする可能性があるのでアイナットの方が良いです。
アーチ中央幕(係留仕様に変更時)
係留する場合、リーシュを床に降りれる長さにするか、しないかに分かれます(Sサイズは高さがないので降りれない長さはないかと思います)
いずれにしてもフクロウが止まり木から降り、その際、止まり木の下をくぐってしまい、止まり木に戻ってきたとするとリーシュが止まり木を1週してしまっている事(その分短くなる)になります。リーシュっが短くなり、怪我してしまう長さや止まり木に戻れない長さにならないよう、係留の際はくぐり防止のための幕をつけることを推奨します。
※床に降りれない長さの場合はこの幕が無いと止まり木に上がってくるのが非常に困難になります。